AdColony (リワード・インタースティシャル)

要件

• iOS 6からコンパイル可能ですが、動画広告はiOS 8以上でのみ表示されます

導入手順

※iOSビルド設定自動化スクリプトをご利用の場合はこちらの手順は必要ありません

① サンプル内のディレクトリAdColony_x.x.x をXcodeにドラッグ&ドロップします。
「Add to targets」で対象のプロジェクトを選択してFinishを押下します。

② Build Phases > Link Binary With Libraries を展開して+ボタンを押下します。

③ 以下のフレームワークを追加します。

libz.1.2.5.dylib / AdColony / AdSupport / AudioToolbox / AVFoundation / CoreTelephony / EventKit / JavaScriptCore / MessageUI / Social / StoreKit / SystemConfiguration / WatchConnectivity / WebKit

※赤文字はOptionalを選択
※他のSDKにて導入済のフレームワークは省略して下さい。

④ アドフリくん動画リワードSDKのimportの後で、下記ヘッダをimportして下さい。

//アドフリくん動画リワード (AdColony)のインポート
#import "MovieReward6002.h"

//アドフリくん動画インタースティシャル (AdColony)のインポート
#import "MovieInterstitial6002.h"

⑤ [ARC環境でない場合]Build Phases > Compile Sourcesを展開して、
MovieReward6002.m / MovieInterstitial6002.m のCompiler Flagsに「-fobjc-arc」を追加して下さい。

⑥ App Transport Security (ATS)

iOS 9のリリースと共にAppleはATSを導入しました。これはアプリにセキュアなネットワーク接続をするよう要求するものであり、TLSのバージョン 、暗号化方式、およびサーバの証明書などについてATSの仕様に則った形でHTTPS接続することを強制します。

ATSを有効のまま利用したい場合は以下の項目をアプリのplistに追加してください。

<key>NSAppTransportSecurity</key>
<dict>
<key>NSAllowsArbitraryLoads</key>
<false/>
<key>NSAllowsLocalNetworking</key>
<true/>
<key>NSAllowsArbitraryLoadsInWebContent</key>
<true/>
</dict>

その他のATSに関する設定は下記のAdColony導入ドキュメントを御覧ください。 https://github.com/glossom-dev/AdColony-iOS-SDK-3-JP-Support#step-3-app-transport-security-ats-の設定

SDK公式ドキュメント

SDKの仕様の詳細に関しては、下記をご確認下さい。
https://github.com/glossom-dev/AdColony-iOS-SDK-3-JP-Support

Xcode7について

iOS9 SDK(Xcode 7)についてのAdColony 対応方法は、
以下の公式ページをご確認ください。(ATSの無効化など)
https://github.com/glossom-dev/AdColony-iOS-SDK-3-JP-Support#5-app-transport-security-ats-と-ios-10

Xcode8・iOS10対応について

AppleはiOS10でカメラやフォトライブラリなど 機能を利用する際にその利用用途をplistファイルへ記載するよう要求するようになりました。AdColony SDK がこれらの機能を使うために、Xcode8でiOS10をターゲットにビルドする場合は、以下の項目をアプリのplistファイルに追加してください。
plistファイルに利用用途の説明がない場合には、Appleによる自動的なリジェクトが発生します。

<key>NSCalendarsUsageDescription</key>
<string>Adding events</string>
<key>NSPhotoLibraryUsageDescription</key>
<string>Taking selfies</string>
<key>NSCameraUsageDescription</key>
<string>Taking selfies</string>
<key>NSMotionUsageDescription</key>
<string>Interactive ad controls</string>